旧現地レポート
小菅村のキャンプ生活も2日目になりました。
温かいスープとやきとり缶を温めて挟んだサンドイッチで朝食にしました。
午前中は山菜を探しにハイキングに行きました。
場内を少し歩くだけでも道ばたには食べられるものがけっこう生えています。
そのままかじっても甘くみずみずしい甘草を子ども達は大喜びで見つけてはカジカジ。
フキも沢山生えていて何人か専門家になってひたすら持ってくる子どももいました。
そして竹藪にタケノコを見つけた子ども達。
木の棒でなんとか土をほじって、苦労の甲斐あって少し小振りでしまったタケノコを見事にゲットしました。
さらに歩いて行くとイタドリを見つけました。
茎をチューチュー吸って酸味を味わう子ども達、子どもの味覚には合わなそうですが「疲れがとれたー」と喜んでいる子どももいました。
自分たちのお部屋の名前だからと見つけて大喜びだったタンポポや雪の下なども採り、中々の収穫でした。
お昼ごはんにサバの炊き込みごはんを食べた後、かまどでホイル焼きにしていた採れたてのタケノコを試食。
はじめはなぜか不思議な顔で見守っていた子ども達、一口食べるとあっという間に大行列になりました。
さあ午後は待ちに待った川遊び、素早く着替えた子ども達は河原へ急ぎます。
まだまだ痛いほど冷たい川の水に一瞬ひるんだ子ども達ですがバレーボールに大盛り上がり。
そばにはバケツを持った子どもが控えていて、ミスをしたリーダーやミスをしなかったリーダーも冷たい洗礼を浴びせていました。
気づけば幼児の女の子もヨロヨロ、キャーキャーと川に入っていて、1時間ほど春の冷たい川を楽しみました。
川からあがった子ども達はそのままドラム缶風呂へ。
すっぽりと全身がお湯に入ると子ども達の顔も一気に緩みました。
川遊びの時間に希望者は釣りに挑戦しました。
去年まで魚が減少気味で子どもには難しい渓流釣りでしたが、リーダーと最後まで頑張っていた高校生がそれぞれウグイやニジマスを見事に釣り上げました。
夕食はみんなで作った春野菜の炒めものと一緒に川魚の塩焼きや山菜の素揚げも食べてかなり豪華になりました。
夜は河原に降りてキャンプファイヤーをしました。
ファイヤーゲームだけでなく、子ども達のリクエストを受けてスタンツも。
最後は小さくなったたき火でマシマロを炙り楽しい夜を締めくくりました。
あっという間に2日目も終わり、山や川から美味しいものを採って食べて、沢山遊んで過ごしました。
明日はまた長距離移動になり、電車はグッタリかもしれませんがなるべく元気な顔で帰りたいと思います。
ごり