旧現地レポート

8/19-22小菅村1日目(8/19)

「わくわく探検キャンプ 小菅村」の新たなコースが出発しました。
電車での移動中は、簡単な自己紹介から始まり、絵しりとりや折り紙などをして静かに遊んで過ごします。

奥多摩駅についてからは、木陰のある奥氷川神社へ。
心地よい風を受けながら、お弁当タイム。
その後は、お参りをしたり、鬼ごっこをしたりとそれぞれのペースでバスの時間を待ちました。
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キャンプ場までのバスの道のりでは、広大な奥多摩湖を見て子どもたちから歓声が上がります。
そうこうしているうちに、東京都と山梨県の県境を越えて5分も走るとキャンプ場へ到着。

開村式では、生活の話、森の話、虫や生き物の話、東京スカイツリーの話など、子どもたちからの質問に答えながらこれから始まるキャンプのイメージを共有しました。
寝袋を運んでから、身支度を済ませて、班ごとに場内散策とフリータイム。
河原で水切りや広場でドッヂボールをして次の集合まで過ごしていました。 野外調理を始めると、子どもたちの積極的な取り組みが各所で見られました。
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どうしたら空気を取り込んで火をつけやすくなるかなどを考えながらまずは薪組みに挑戦。
組み終えたら、実際に火が着くかを検証します。
点火、そして鎮火を繰り返し。
何度も失敗を重ねて、ようやく薪に火が燃え移り子どもたちは大喜び。
わざわざ私のところまで、「やっとうまく火が着いたよ!」と報告しに来てくれました。

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「玉ねぎ切りたい人?」と声を掛けると一斉に手が上がります。
涙を浮かばせているメンバーもいましたが、リーダーと一緒に最後まで頑張りました。

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煙たい煙と戦いながら交代で炒めて、グツグツ煮込んで、味見をしてから最後の微調整。
完成までわずか1時間とかなり手際よくカレーライスが出来上がりました。

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調理は全体を2班に分けて行いました。
子どもたちから、「もう1つの班のカレーも味見していい?」という声が上がったので、お代わりはお互いの班の物を食べていました。
どちらも同じ材料ですが、不思議と味は異なります。
今夜は2種類の美味しいカレーをいただきました。
ごちそうさまでした。

片づけとシャワーを同時進行で進めて、再び全体プログラム。
「あの青い空の様に」「海の声」「虹」「ガンガン」などのキャンプソングを歌いました。
また、星空もきれいに輝いて見えたので、おやすみ前には星座のお話し。
夏の大三角形の1つ、こと座にまつわる神話です。
琴弾きの名手オルフェウスの奥さんが、突然毒蛇にかまれて去ってしまった。
そして、地底世界へ涙しながら奥さんを取り戻しに行くという悲しい内容ですが、それを親身に聞いてくれた子どもたち。
最後は、「本当にかわいそうだね」と小さな声で感想を聞かせてくれました。

部屋に戻ってからは、やや興奮気味の班もありましたが、朝が早かったせいか消灯時間を過ぎると次第にキャンプ場は静まり返りました。

明日は川へ入ることを楽しみにしているようなので、直前の天気とも相談をしながら遊びを広げていきたいと思います。

にいやん