旧現地レポート

8/15-22長期自然学校小菅村2日目(8/16)

今朝はすっきりしないうす曇りの天気でしたが、昼に近づくにつれて気温が上がっていきます。
朝食後、ゴミ捨てや薪運び、昼食作りなどを子どもたちから進んで引き受けてくれ、予定より早く遊び始めることができました。


午前中は、全体の緊張をほぐすことを目的に簡単なゲームからスタート。
次いで、イニシアティブゲームへ。
これはチームワークや協調性を養う種目で、班対抗のゲームをいくつか行いました。
ゲームを進めていく中で、意見がぶつかり合うことも多々ありましたがたくさん話し合い、ネガティブな表現ではなく、ポジティブに同じ方向へ進めるようにその都度修正をします。
成功した班もあれば、ゴールには届かない、半ば諦めてしまいそうになる場面もありましたが、どの班も最後まで挑戦し続けることができました。
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川の水量が多いものの、遊ぶエリアを岸寄りに限定し川遊びをしました。
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子どもたちもリーダーも水の冷たさを諸ともせずにひたすら水を掛け合い続けます。
また岸辺の石をひっくり返してカワゲラなどの水中生物を見つけることに夢中になっているメンバーもいました。
川は40分ほどで上がり、早く上がった分、ドラム缶風呂を沸かします。
湯加減をみながら、薪をくべて火にあたり待ち続け、2人ずつ順番にドラム缶へ。
あまりの入り心地の良さに一度入るとなかなか出られません。
その後は、冷えないうちにシャワー浴へ。

2日目の夕食は、回鍋肉。
お肉たっぷりの中華料理を食べてスタミナをつけましょう。
基本の作り方だけおさらいして、あとの細かい手順や味付けは班のみんなで決めます。
午前中の成果か、班の中での会話が格段に増え、それぞれが役割を見つけてそれを引き受け、さらにそれに対して「ありがとう」の言葉が生まれます。
当たり前のやり取りの様ですが、近年言葉のキャッチボールができる子どもが少なくなったと感じる今ではほっとする出来事でした。

夕食後は、子どもたちのリクエストを交えながらキャンプソングを歌い、最後のゲームへ。
班対抗の名前言い当てゲームを行いました。
このゲームをきっかけに班のメンバーはもちろんですが、さらに他の班のメンバーにも目を向けていきます。
ゲームが終わり、どのくらいキャンプネームを覚えられたかを聞くと、ほとんどのメンバーが半分以上覚えられたと言っていました。

夜は遊び疲れたのか、就寝時間になると同時に寝息を立てていました。

にいやん