旧現地レポート

8/15-24小菅村長期3日目(8/17)

3日目にして朝から晴れ間が差し、今日から洗濯を始めました。
大きなタライに水を張り、足踏み洗いで汚れを落とし、「水出して~!!」と水係りに声を掛け、すすぎに脱水と子どもたちで役割を分担。
日常生活では当たり前の様に洗濯ものを出すだけで終わっているメンバーが大半かと思いますが、長期キャンプでは自分のことは自分でやる方針で生活しています。
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洗濯物が綺麗に干し終わってからは、おにぎりを持って奥多摩湖まで出かけました。

今回の目的は、奥多摩湖中腹にある小河内神社へお参りに行くことと、奥多摩湖を横断する浮橋を渡りに行くこと。
さらに、三頭山(山梨百名山)という山から湧き出る「三頭の名水(湧き水)」を汲みに行くことでした。
片道5キロ前後の道程でしたが、どの班も口々に色々な話が飛び交い、終始笑い声が響きます。
後半は疲労も見え始めたメンバーもいましたが、全長220mの浮橋を渡ろうとした時に青空が広がり、心地よい日差しを浴びながら奥多摩湖の水面近くからの絶景を楽しむことができました。
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その後、ペットボトルや水筒にたっぷりと湧き水を汲み、本日の目的は達成。
キャンプ場へ到着し、みんなとハイタッチ。
疲労から辛い瞬間もあったと思いますが、全員でゴールできたことで達成感を感じることができました。

ひと休みしてから夕食作りを開始。
今夜のメニューは豚汁です。
そしてここでとっておきの「三頭の名水」が登場!
本日の奥多摩湖ハイキングにおいて1番の狙いは、美味しい湧き水を使った豚汁を作ること。
子どもたちも食材の切り方から火加減の調整、そして肝心な味付けと班ごとのこだわりを持った豚汁が完成。
今夜はどの班も優勝間違いなしと言わんばかりの納得のいく完成度で、お互いの班の豚汁を味見し合っていました。
甲乙つけがたいクオリティではありましたが、悩んだ末にまっこい班の豚汁が見事に優勝。

夕食後は片づけとシャワー浴を交代で進め、今はグループタイムとし、明日に備えて早めに就寝準備をしています。

以下は各班についてです。
あん班;学年に関係なく、みんなが優しく、ともてほんわかとした仲の良い班に。ハイキングの時に前の班と離れてしまっても「ゆっくりでも楽しく行こう!」と言ったポジティブな発言が多々ありました。
アロハ班;おしゃべりがとにかく大好き。ハイキングで他の班に疲れが見え始めた時でも終始明るく元気いっぱい。男の子も女の子も外でも部屋でもとにかく元気に過ごしています。
おじい班;「ラム」と「ネオ」という名前の2匹のカブトムシが班員に加わり11人班として生活しています。食事時や遊ぶ時もいつも一緒に過ごしています。
まっこい班;昨日からメタルマッチというアウトドア用の火付け道具を使った火付けを練習していて、今夜の豚汁はメタルマッチでの点火を成功させて優勝を勝ち取りました。

にいやん