旧現地レポート

8/15-26長期自然学校小菅村9日目(8/23)

山で一夜を過ごし、本日12時頃に全員元気にキャンプ場へ戻ってきました。


[8/22のご様子]
昨日の朝は小雨が降っていましたが、出発前には雨も上がり、登るには丁度良い気温です。
子どもたちは、これから始まる体験が未知過ぎて、朝からソワソワと全体的に落ち着きのない様子。
そしてリーダーは、山での時間をより感覚で楽しむために、腕時計をキャンプ場に残して出発しました。


行程は、私自身も中々ハードな道のりでした。
ですが子どもたちは、弱音を吐くどころか、励まし合ったり、先に到着した子は荷物を置いてダッシュで遅れている友達の元へ行き、荷物を持って手を差しのべたり...。
心にジーンとこみ上げるものがありました。
P8222245.JPG

そして、誰一人脱落する事なく、全員が無事に頂上までたどり着く事が出来ました。
P8222270.JPG

到着してからは、とりあえず休憩!
昼食のおにぎりは、疲れた体に染み渡ります。
その後、野生の動物対策として夜通し焚き火をするため、全員で枝集め。
P8222274.JPG

あっという間に十分過ぎるほどの枝が集まりました。
そうこうしている内に雲行きが怪しくなってきました。
荷物と集めた枝をブルーシートでくるみ、テント設営に移ります。
予定では、ブルーシートを使った簡易テント泊にしようと準備していましたが、雨の降っている時間が長そうな予報だったので急遽通常のドーム型テントに変更しました。
P8222285.JPG

大仕事を終える頃には、あたりは薄暗くなっていました。
夕食には湯煎したレトルトカレーで舌鼓。
夜は、焚き火を囲んでみんなでとことん語り合いました!
進行も含め、全て子どもたち主体で進んでいきます。
子どもたちの色々なネタや恋愛トークも聞かせてもらいました。
P8222298.JPG

[8/23のご様子]
夜の間は晴れていましたが、朝方からまたパラパラと小雨が降りだし、少し肌寒い朝になりました。
日が明けて早々にテント内から子どもたちの話し声が聞こえてきます。
元気の良い子は、仏舎利塔を参拝したり、その周辺をランニング!

朝食を各自パパッと済ませ、班の仲間と協力してテントを撤収。
この後も天気の回復が見込めない為、早めに野宿を切り上げ下山をする事にしました。
帰りは、登るときよりも足元が大変滑りやすくなっているので油断は大敵。
そこで、子どもたちは半歩ずつ慎重に足を運んでいる姿が見られました。

お昼前に無事にキャンプ場へ到着。
このまま休みたいところですが、まず際にびしょ濡れの道具をみんなで片づけ。
その後、昼食済ませてから各班ごと休息タイム。
子どもたちから何をやりたいか質問してみると「ドラム缶風呂入りたい!」の声がちらほら。
そこで子どもたち自身で準備する事を条件に、希望者だけドラム缶風呂に入ることに決定。
やはり疲れた時の湯舟につかるという行為は安らぎますね。
とても気持ちよさそうでした。

そして夕食は、野宿体験の打ち上げもかねたBBQ!
P8232402.JPG

たっぷりのお肉にトウモロコシ、ジャガイモ、ご飯、味噌汁とにもご飯もあ子どもたちの食欲が止まりません。
これまでで一番の食欲で、あっという間にたいらげてしまいました。
この後のスイカももちろん完食。

この後は、2度目のナイトハイクヘ出かけることに。
その前に今夜は何をしたいか聞くと、「探検に行きたい」「もう一回野宿に行きたい」と子どもたちのタフさに驚かされました。

この2日間を通して、リーダーが何かを言わなくても子どもたちが進んで活動に取り組む姿が見られるようになりました。
長期キャンプも残こすところ3日となりました。
子どもたちの素晴らしい12日間となるよう今後もサポートしてまいります。

ペッタ