旧現地レポート
中津川キャンプの2日目の様子です。
昨夜の雨はウソのように今朝はカラッと晴れました。
高く濃い青空と吹き抜ける川風は秋のようです。
サンドイッチの朝食を済ませて午前中のプログラムは川遊び、子ども達も喜びの声。
さっそく川原に降りて準備運動をして川の中へ。
「キャー冷たーい」とあちこちから悲鳴が上がりました。
それでもそのまま川をザブザブとさかのぼりちょっとしたシャワークライミング気分です。
やがて目的地に到着、そこは大人の腰位の深さの場所で流れたり泳いだりといろいろ遊べる場所。
焚き火に当たりながらしばらく遊びましたが、寒さにまけずっと焚き火の前にいる子も。
今年は暑い夏が続いていた中津川ですが、今日の中津川の季節は秋、致し方ないところです。
それでも寒さを楽しさと集中力で押し殺しバレーボールに夢中のチーム。
ひたすらボディーボードで浮かんでいる子どももいました。
昼食の鶏そぼろとシャケの「二食丼」を食べて元気回復、みんなものすごい食欲でした。
午後はクラフト&お菓子作りの「作って遊ぶ」時間です。
子ども達一人一人がやりたい種目を選び好きなものを作ります。
お菓子作りはクッキーを焼きました鉄板2枚で簡単オーブンを作り、子ども達がコネコネした生地を焼き上げます。
火力はもちろんマキなので火加減が難しいのですが今日は完璧!
パーフェクトなクッキーに大喜び、「作って食べる」って子ども達はやはり嬉しいようです。
クラフトは「焼き板ペンダント作り」と3年生以上は楽器作りにも挑戦しました。
焼き板ペンダントは板をデザインして切る工程がなにより大変。
どうしても複雑な形にあこがれる子どもはなかなかカットが終わらないことも。
額に汗を浮かべながらノコギリをひきます。
どうしてもな部分は秘密道具「ジグソー」で少しお手伝い。
切ってしまえば焼いて、磨いて完成!
シンプルさがとてもおしゃれなアクセサリが出来ました。
楽器作りは空き缶とマキを使って弦楽器を作りました。
まずはマキをひたすらヤスリがけ、4種類のヤスリを使ってスベスベのネックを作ります。
その間にリーダーが空き缶ボディに穴を開けて...
磨き込んだネックを空き缶に差し込み、テグスをはって完成!
はじめて音が鳴った瞬間は「オーッ」と声が。
なかなかのクオリティの楽器が出来上がりました。
さて、2日目の野外調理は中華丼です。
今日は昨日と役割を変えて調理スタート。
昨日よりも自分たちで調理することに慣れてきたようで、1時間ほどで美味しい中華丼が完成しました。
今夜は早いものでみんなで過ごす最後の夜、川原でキャンプファイヤーをしました 。
見覚えのある顔の原住民が持ってきた炎で点火。
リーダーの用意したゲームで楽しく過ごしました。
やがて火は小さくなり、辺りは暗くなり、かわりにはっきりと見えるようになってきたのは夏の星座たち。
すっきりとした空は夜まで続き、満天の星空を見ながらキャンプファイヤーを締めくくりました。
明日も荷物整理を終えてから、新しく出来た友達と遊んでから帰りたいと思います。
ごり