旧現地レポート
小菅村より2日目の様子をお伝えします。
朝食時に食堂へ集まった子どもたちは、ご飯の準備をしつつ、川をのぞき込んで「水が茶色じゃなくなったよ」と教えてくれました。
ただ、まだ若干の濁りと水量が安定しないため、本日の川遊びはおあずけに。
その分、午前中は全体の仲が深まることを狙いとして、グループゲームをいくつか行いました。
班のみんなで協力してゴールを目指す内容です。
手始めに、レイ送りからスタート。
始めはうまく輪っかをくぐることができずにいた班も、みんなでどうしたらスムーズに輪っかを送ることができるかと作戦を立てて再び挑戦します。
その結果、1回目よりも2回目の方が断然スピードも速くなり、お互いの声をかける量も増え、チームワークが形になり始めました。
また、スタンドアップという種目では、2人組でしゃがみ、手をつないで「せーの」の掛け声で呼吸を合わせて立ち上がるというもの。
成功したら2人から3人4人と人数を増やしていき、班と班を合体させ、最終的には57人全員でチャレンジしました。
最後の全員での挑戦は、スムーズではありませんでしたが、何とかみんなで立ち上がることができました。
お昼ご飯の後は、班ごとに静かに体を休ませて休憩タイム。
そして午後からは、希望者の多かった基地づくりのプログラムを行いました。
全体を4つのチームに分けて、森の中の自然物とシュロ紐のみ基地を作ります。
もちろん、作り始める前にはイメージの共有をし、班ごとに違ったこだわりをもって作業が進みます。
1時間後に、4つの基地が出来上がり、それぞれのチームより基地のプレゼンをしてもらいました。
玄関前の装飾に力を入れた班やチャイムや鍵などを設置した班、帽子掛けや床のフローリング、ソファーやテーブルなどの家具を設置した班もありました。
どの基地も味のある居心地のよい空間に仕上がり、子どもたちも満面の笑みで基地に招待してくれました。
今夜の夕食は豚汁です。
昨日と役割を入れ替えて、調理に取り掛かります。
手順が一から決まっているわけではないので、ご飯作りもその班ならではのこだわりが光っていました。
夕食後は、絵を使った伝言ゲーム「絵スチャーゲーム」にチャレンジ。
お題は10個、絵で描きやすいカレーライスやカブトムシ、またちょっと難しかった友達や班のリーダーなど。
しかし、幼児班も含めて全班全問正解することができました。
1日通して、班の仲がグッと深まり、班の個性がちらほらと見えるようになってきました。
今日を踏まえて明日がどんな1日になるか楽しみです。
にいやん