小菅村より2日目のご報告です。
早いもので、この夏、小菅村から最後の現地レポートとなりました。
今朝は、Tシャツ1枚では肌寒いくらい涼しい空気でした。
朝食を食べ、水着に着替え終わる頃には気温が上昇し、川に入るにはちょうど良いお天気に。
とは言っても上流部の川なので、水温は低めです。
まずは川流れ。
子どもたちはフローティングベストを着ているので、安心してバシャバシャと泳ぎながら流れていました。
後半はさらに上流へ移動し、お魚探し。
深場に顔を付けると、魚がたくさん見えました。
今日のターゲットは、ニジマス君。
子どもたちは、網を片手に何度も何度も挑戦していましたが、誰一人としてくじけません。
園芸用の網を工夫して、4隅に石ころを結び付け、即席の投網を作りました。
子どもたちが息をそろえて投げ込みます。
思いのほかきれいに広がって、網は着水。
網を投げるのはとっても上手になりましたが、魚の塩焼きはお預けとなりました。
午後は、希望の多かった秘密基地づくり。
「基地には何が必要?」と子どもたちに聞くと、「壁」「屋根」「ドア」「イス」「トイレ」「ベッド」などと具体的な答えが返ってきました。
よし、みんながイメージする基地を作ってみようと2班でペアを組み合同班で作り始めます。
枠組みが出来てくると、子どもたちのイメージがより広がり作業が進みました。
基地を作る中で、「何を作る?」「どんな材料がいるかな?」「これは使える?」「ちょっとここ持ってて」と子どもたち同士の会話が一気に増えてきます。
1人ではなく、みんなで協力して作ったものだからこそ、やりがいを感じ、心に思い出として残るのだと思います。
わずか1時間の作業でしたが、どちらの班も、濃厚な時間を過ごしていました。
夕食作りとシャワー浴を交代制で行うことで、全体の時間にゆとりを持たせました。
今夜のメニューは、カチャトーラ。
トマトスープで、鶏肉やキノコ、野菜などを煮込んで完成です。
ここに来てみんなの食欲が増し、おかずがおかわりタイムの早いタイミングで完食。
急遽出したおかずやおにぎりなども食べて、元気を蓄えました。
片づけの後に、子どもたちも楽しみにしてくれていたキャンプファイヤーを行いました。
どこかで見覚えのある2人の神様による点火式から、リーダーの得意なレクリエーションが始まります。
月夜のお晩、ポキポキダンス、ピヨピヨちゃんなどの定番ゲームから、今夜はまっこいのオリジナルNEWゲームも披露。
子どもたちは元気に応えてくれました。
小さなケガは多少ありますが、体調を崩すメンバーもない状態で今日まで進んでいます。
明日の解散式まで、しっかりと子どもたちと向き合い、思い出を持ち帰ってもらえるように関わっていきます。
お迎えのほど、よろしくお願いいたします。
にいやん