湘南自然学校はいつもと少し違う私でいられる場所

湘南自然学校は学校とは少し違う私でいられる場所です。
キャンプに行けば普段の私を知る人は誰もいなくて、学校にいる時は人見知りでも、キャンプではちょっと頑張って知らない子に話しかけてみたり、普段なら恥ずかしがってあまりやらないようなキャンプファイヤーも全力で踊って楽しんだりできます。
運動が大の苦手で真面目に授業を受けても通知表で2を取るような私も、湘南自然学校で小さい頃から続けてきたスキーならちょっと自信が持てます。初めて好きになれたスポーツで、体育で嫌な思いをしても「みんなは知らないだけでスキーならできるし！」と心の中で胸を張ることができました。
思春期の学校が居心地の悪かった時期も、キャンプにくればモヤモヤを忘れて思いっきり遊ぶことができました。キャンプで友達になって数年間も文通をして、キャンプの思い出や「このキャンプに一緒に行こうね！」と同じキャンプに参加した子もいましたし、スキーキャンプで毎年同じ班になって今も一緒にリーダーとしてキャンプに参加している友達もいます。
「家や学校以外にも居場所があって、友達がいる」ことは私に自信になってくれました。
たくさんの星を見ながら星座の話を聞いたこと、ナマコのブヨブヨした触感、新しく覚えたトランプのルール、キャンドルファイヤーの揺れる炎を、私が鮮明に思い出せるように、キャンプに来てくれている子どもたちにもたくさんの思い出ができるよう、そして湘南自然学校が居場所となれるように頑張っていきたいと思います。
[キャンプリーダー；どんぐり]
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「家、学校以外にも居場所を」そんな想いで、一度きりではなく、長く通い続けられるアットホームな湘南自然学校を見つけて早15年。ディレクターのみなさまには遠方の祖父祖母より娘の成長を見守ってもらったかもしれません。学校に行きたくない時期も、ムスッと常に不機嫌な反抗期も、キャンプの写真を見るとそこにはピカピカの笑顔の娘。そして娘がキャンプで留守中は、親も束の間の自由時間。これ大事です(笑)
今度はリーダーとして、また大切な経験を積んでいます。少しでも恩返しになればと思っています。
[保護者様より]